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FURUSAN DNA

設立から現在まで、多様な市場ニーズに応えながら進化し続けてきた古河産業。
これまで乗り越えてきた数々の困難、今後も未来を切り拓くため進化を加速させていきます。
ここでは、古河産業の歴史とこれからのビジョンをご紹介します。

1875
黎明の刻

ルーツは明治期の鉱山経営にあり

古河産業の源流は、古河グループの創業者である古河市兵衛が鉱山経営を開始した1875年に遡ります。
1887年に政府から足尾銅山を手に入れた市兵衛は大鉱脈を掘り当てて経営を盤石化しました。銅の輸出拡大と国内市場開拓を推し進めるとともに事業を多角化します。
その事業の一つが当社の親会社である古河電気工業株式会社へと発展しました。

1947
復興期の創業

電線を供給し戦後のインフラ構築に貢献

当社の前身である東栄電業株式会社が発足したのは戦後間もない1947年。電線、伸銅品、電池の販売を主軸に、戦争によって失われた国内のインフラ整備を支えました。
荒廃した街に光を灯そうとした想いは、ものづくりを通じて「未来を創る」DNAとして今に受け継がれています。

1951
海外市場へ進出

商社としてグループの海外進出を
サポート

当社は創業間もない頃から古河電工グループのグローバル化を牽引してきました。
1951年に貿易部を設置したのも、商社機能を発揮してグループ企業の海外進出や海外製品の調達をサポートするためです。

1959
「古河産業株式会社」へ社名変更

日本橋室町と当社の関わり

古河市兵衛が古河本店を構えた発祥の地で、古河家としても由緒ある日本橋室町に「古河ビル」が建設され、再び同地へ移転してきたことを機に会社商号を「古河産業株式会社」へと改めた。

1985
鉄道市場へ参入

鉄道という暮らしのインフラを支える

1985年には戦後のインフラを支えた実績を持つ電線事業を足がかりとして鉄道市場に参入。
後に公営・民営鉄道が取引先になりました。
現在では電線のみならず構内監視システムの提供など、鉄道事業の運営管理に深く関わっています。

1989
グローバル展開を推進

2000年代に入ると、多くの企業が中国や東南アジアに生産拠点を設けました。当社はその動きに先駆けて、1989年に古河産業(香港)有限公司を設立。
主に家電・エレクトロニクス・自動車関連の材料・部品等の製品を供給して、日本メーカーのものづくりを支援したのです。
当社はその後、次々に海外拠点を開設して一気にグローバル化を進めました。

1998

その想いは大空へ、宇宙へ

21世紀を目前にした1998年、商社として航空・宇宙産業へ参入し、アルミ製品の納入を開始しました。
最先端技術の結晶であるロケットや航空機の部品の調達先に選定されたことは、創業以来、商社の枠組みを超えて「ものづくり精神」のDNAを受け継いできた証しでもあります。

2020年~

新たな市場へチャレンジ

既存の事業の延長ではない、新しい価値を創造するために新規事業の開発部署を設置。
医療、福祉、教育、農業、畜産、食品、インフラメンテナンスなど、市場の声に耳を傾けながら、さまざまな領域にチャレンジして約10件のプロジェクトが進んでいます。
その一つである重量物運搬ドローンは事業化に向けて顧客開拓の真っただ中です。

未来へ

未来を想い、未来を創る

変化の激しい時代にどう対応していくか?
私たちは「ものづくり精神」のDNAを受け継ぎながら商社の枠を超えて、
世界へ、宇宙へと事業を展開してきました。
今、成長を持続するためにライフサイエンスや新規の領域にも人材を投入し、
事業の種を育てています。
時代の変化に対応するだけではなく、
「未来を想い、未来を創る」ことが私たちの志であり、
次世代に受け継がれていくFURUSAN DNAなのです。

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