福岡県古賀市との共同事業: AIロボット”ユニボ先生”を用いたカルタ体験イベントを開催

2023年10月2日

ニュースリリース

古河産業株式会社は、福岡県古賀市との共同事業として、AIロボットを用いたカルタ取りイベントを市内の花鶴小学校で開催しました。担当教員の負担が特に大きい特別支援学級の教員を支援する取組として、教育ロボットのテスト利用をスタートするイベントです。

AIロボット”ユニボ先生”とのカルタ取りイベント

日時:9月6日(水)10時35分~11時20分
場所:花鶴小学校特別支援学級

イベント内容

花鶴小の特別支援学級1クラスで、AIロボットを利用したカルタ取りイベントを行いました。ユニボ先生が読み上げる問いに対して、児童5~6人が答えのカードを早く探して答えることで得点を競います。正解不正解をユニボ先生が判定し、最後に得点と順位を発表。イベント後は、教員向けにロボットの利用方法のレクチャーを行いました。
イベント後約2週間、担当教員がデモ機に登載された算数を中心とする教材を用いて、特別支援学級の現場で”ユニボ先生”を利用しました。

目的、アピールポイント

古賀市の特別支援学級は、複数学年の児童が一つの教室で授業を受ける複式学級で、近年担当教員の負担が課題になっています。そこで、教員の負担軽減を図るための取組として、教育ロボットのテスト利用を行います。教員や児童がロボットに直接触れて、現場での子どもたちの反応を見ることで、導入に向けた課題を洗い出します。
教員がAIやITを教育現場で利用することに対する関心を高め、子どもたちに新たな学習の場を提供する機会につながることを期待しています。
※教育現場での活用は福岡県内初の取組です。ディスプレイを搭載したロボットで教材を作成することで、全教科に対応が可能。

古河産業株式会社
新規事業創出部 浅井
Email: megumi.asai@furukawaelectric.com