FUTURE DRONE SYSTEMS、東設土木コンサルタント、49kg積載ドローンによるポータブル貫入試験機の運搬に成功

2021年4月7日

ニュースリリース

当社幹事団体FUTURE DRONE SYSTEMSと株式会社東設土木コンサルタントはドローンで運搬出来るポータブル貫入試験機の開発に成功しましたのでお知らせいたします。山岳地域における資材運搬はモノレールやヘリ、クローラによる運搬が一般的であり、ドローンによるポータブル貫入試験機の運搬は初めての取り組みです。

ドローンによる運搬を想定し、全体を軽くかつ最大長を短くさせ運搬コストを大幅に軽減させました。仮設モノレールやヘリは敷設準備や運搬にコストがかかり、クローラによる運搬は獣道を通るため、運搬路に空間的制限および傾斜角制限があることが課題でした。

ドローンはヘリやモノレールに比べてコストが低く、運搬路の空間的制限および傾斜角制限がありません。ポータブル貫入試験機は全体重量300kg、分解最大重量は40kgです。
運搬には最大積載量49kgのドローンを使用し、FUTURE DRONE SYSTEMSが機体開発及び運用を行っております。距離650m先の地点へ44kgの物資輸送に成功しており、今後山岳地域で増える自然エネルギー発電需要(風力、太陽光)に合わせ、コストのかかる地盤調査を安価に済ませる方法の1つとして活用拡大を見込んでおります。

山間部におけるポータブル貫入試験

ドローンによる資材運搬の様子

小型クローラによる運搬

仮設モノレールによる運搬

本リリースに関するお問い合わせ先

古河産業株式会社

新規事業統括部門

共創プロジェクト推進部 出口、劉

TEL: 03-5405-7524

Email: info@futuredronesystems.jp